シャンティライフ ポリシー

①行動規範
[目的]
私たちは、ヨーガ講師の高い倫理水準を保つことを約束します。生徒が身体的、心理的、精神的に成長できる安全な環境を確保することが講師の責任であると確信しています。生徒は講師の信頼性、経験と知恵による導きを求めています。当行動規範は講師と生徒との脆弱性をはらむ関係性において生徒を守り、またプロフェッショナルとしての高い水準を保つために策定されています。
[財政管理]
講師は、業務運営において誠実、率直、公正かつ良心的に運営しましょう。講師はまた、標準的とされる事務または会計方法でビジネスを管理しましょう。講師は、率直にまたプロフェッショナルな態度で費用や資金繰りを取り扱いましょう。
講師は、広範囲のヨーガコミュニティへの社会貢献を基盤として十分なサービスを受けられていない個人やグループにサービスを提供する機会を常に模索しましょう。
[専門能力開発/継続学習]
講師は、継続学習とトレーニングを受けること通して、専門知識とスキルの維持と向上に努め、定期的に、個人としてまたプロフェッショナルとしての長所と短所を査定することでプロフェッショナルとしての卓越性を目指しましょう。講師は、練習と学習を通して、ヨーガについての新しい進展に通じておくようにしましょう。
[講師と生徒の関係]
講師は、敬意を持って生徒に接しましょう。講師は、決して自分の意見を生徒たちに押し付けず、各生徒がそれぞれの世界観、意見、信条を持つ権利があることを認識しましょう。しかしながら、講師は、生徒に真のヨーガの修練は態度や意見を含む人格の変容を伴うものであることを説明すべきです。生徒が変革に前向きでなかったり、生徒の私見がヨーガの教えを受ける過程を深刻に妨げたりする場合、講師は師弟関係を終わらせることも必要です。講師は、生徒からの信頼や彼らの潜在的な従属性を利用せず、生徒がさらなる内面の解放を見出せるように手助けするようにしましょう。
[信頼性]
講師は、プロフェッショナルとしての技能と信頼性において非の打ちどころのない水準を保つことに最善の努力を投じましょう。講師は、生徒の身体的、感情的、精神的健全性の向上に努めましょう。講師は、ヨーガの基本的な道徳指針を用い、そしてライフスタイルを環境的に持続可能なものにすることを通して、ヨーガを生き方として実践するように努力しましょう。
[実践範囲]
講師は、認可のない医療行為に従事してはいけません。講師は、医療的な助言を慎みましょう。講師はまた、治療法の推奨、症状の診断や生徒に医師の助言を無視させるような提言も慎みましょう。適切な場合には、講師は生徒が医師や補完的な資格を持った医療従事者の助言を仰ぐことを勧めるべきです。
[機密情報の取り扱い]
講師は、生徒とクライアント全員の福利を尊重し守りましょう。講師は、生徒やクライアントから開示されたすべての個人情報を機密情報として厳密に取り扱いましょう。生徒やクライアントに関する講師同士の話し合いは、安全で非公開の環境で行いましょう。
講師は、(a)法律や裁判所の命令を遵守する場合、(b)生徒やクライアントまたはその他の人への身体的危害や危険を防ぐ場合、(c)すでに公共に開示されている情報である場合を除いて、生徒やクライアントに帰属する個人情報を開示してはいけません。講師は、クラスのビデオ録画や音声の録音を開始する前に必ず生徒の了解を得ましょう。
[専門職種間の関係構築]
講師は、福祉コミュニティの一員として、生徒のため、そして自分の専門能力開発のために、コミュニティ内でのつながりを築き、維持していくよう努めましょう。講師は、他のヨーガ講師、スクールそして伝統に対する理解を示すようにしましょう。講師は、生徒が他の伝統、スタイル、講師から受けてきた教えを合理的な根拠なく批判し、その教えに対する彼らの信頼を揺るがすべきではありません。講師は、生徒や同僚からそのような批判を耳にした場合、持てる限りの分別とプロフェッショナリズムを持って、話題についての自分の私見を述べるようにしなければなりません。
[宣伝広告と広報活動]
講師は、専門的資格、提供するサービス、指導内容の詳細について良質で事実に基づいた情報を生徒や同僚に提供しましょう。講師は、生徒を第一に優先し、彼らからの信頼を失わないようまたヨーガコミュニティのプロフェッショナリズムを維持しましょう。講師は、専門的資格や所属について偽りを述べたり、団体やグループからの後援や資格を偽って示唆したりしてはいけません。
[ヨーガにおける公平性]
講師は、宗教、性別、性的指向、言語、国籍、政治的背景、文化的背景に関わらず、生徒全員を迎え入れ、受け入れ、サポートしましょう。
講師は、ヨーガにおける公平性を尊重しましょう。講師は、ヨーガがより公平で、包括的、アクセシブルかつ多様性を持つものとなるよう認識を深め、またその実現に努力を惜しまないようにしましょう。これがヨーガに多様性、包括性、アクセシビリティをもたらします。講師は、ヨーガコミュニティが公平性を取り戻せるように努めるとき、常に配慮を持って、意図的にこれらの問題を取り上げることを慎重に決断するようにしましょう。
講師は、真摯な姿勢でヨーガの学び、指導、実践することの重要性を強調しましょう。これはすなわち、公平性を啓蒙し、弊害をなくしていき、文化の違いを大切にし、またそれを強みにし、ヨーガの文化的また歴史的なルーツの信用性に敬意を持ちながら、ヨーガ全般に多様性と包括性を培っていくことになります。 

②報復禁止ポリシー
私たちは、行動規範、ポリシーかつ、または法令の違反についての懸念を提起すること、または前述した違反行為に関しての調査に参加することを理由にした如何なる人物に対する報復を禁止します。
[報復とは?]
報復とは、ハラスメント、差別、報復行為、行動規範の違反を報告する、またはハラスメントを報告する可能性がある人に対して、またはハラスメント、差別、報復行為、行動規範の違反の訴えについて調査に従事する人に対して、「不当な行為」をとることです。
[セクシャルハラスメントと性的不適切行為の報告]
私たちは、セクシャルハラスメント、性的不適切行為を一切容認しません。このような行為の対象となった人は誰であれ、スクール事務局にそれを報告することを推奨します。実際に何が起きているかを把握できれば、それに対応することができます。私たちはセクシャルハラスメントと性的不適切行為を阻止するためにできる限りの対策を講じます。性的不適切行為を訴えることに対して報復することは、誰しもに禁止されていることです。
[管理者の責任]
管理者は、安全で、互いを尊重し、すべての人を受け入れる職場を築き、維持し、啓蒙していく責任を持ちます。管理者もまた行動規範を遵守することが求められています。管理者が行動規範の違反行為に関与または、違反行為を黙視、または容認する場合、その管理者は懲戒処分の対象になります。
管理者には、報復禁止ポリシーの違反を速やかにスクール事務局に報告することが義務付けられています。速やかな報告は大変重要で、管理者は違反を知った時点ですぐに報告すべきです。管理者が適宜の報告、または報告自体をしなかった場合、その管理者は解雇に至る、または解雇を含む懲戒処分を受ける可能性もあります。
管理者は、どのような状況においても、誰に対しても報復するべきはでなく、被害者を咎めたり、セクシャルハラスメントや行動規範の違反の報告を隠匿する、または、従業員による違反報告を阻止したりするべきではありません。もし管理者がそのような行動を取っていると確信した場合は、スクール事務局に報告してください。 

③ハラスメント禁止ポリシー
 [クラス参加者間でのハラスメント]
講師、生徒、またはクラス関係者が、年齢、性別(妊娠を含む)、人種、民族性、文化、国籍、宗教、性的指向、障害、社会経済的地位、遺伝情報や法律で禁止されている属性を理由に、いかなる個人に対しても嫌がらせをすることを禁止します。
ハラスメントとは、法的に守られている属性を理由にした迷惑な発言もしくは行為で、(1)個人の属性を理由に中傷、敵意または憎悪を示してその人に不利益を及ぼす発言や行為、(2)業務遂行能力に不当に支障をきたすような目的や影響をもつ発言や行為、(3)合理的観点からは威圧的、敵対、虐待とみなされるようなスクール環境を構築する目的や影響をもつ発言や行為を指します。
ハラスメントには、罵り、中傷、悪口、侮辱、恫喝、嘲り、脅し、威圧または敵対行為、侮辱的な揶揄、そして、法律によって守られている属性を理由に個人やグループをけなしたり、敵意や憎悪を示したりする文書や図画を職場に掲示することが含まれます。多少の軽視、苛立ち、個々の些細な出来事はハラスメントに該当しないこともあります。
[セクシャルハラスメントの禁止]
当スタジオは性的嫌がらせ(セクシャルハラスメント)を容認しません。性的嫌がらせとは、迷惑な性的言動、性的要求、性的意図を含んだ要求、また、発言、視覚的、身体的な性的性質をはらむ言動を指し、次のような場合に用いられることを言います。
(a) そのような言動に従わせることが個人の雇用条件に対して明白にまたは暗黙的になされた場合
(b) 個人をそのような言動に従わせること、あるいは個人がそのような言動を拒否したことが、雇用に関する決断に利用され、その個人に影響を与える場合
(c) そのような言動が個人の就労能力に、非合理的に支障を与える目的でなされた場合
(d) そのような言動が威圧的、敵対的、不快な就労環境を生む目的で行われたり、そういった環境を生む影響を与えたりする場合
セクシャルハラスメントの例として、不快で不必要な身体的接触;侮辱的な言及(外見に対する迷惑なコメントを含む);わいせつな冗談やその他の性的に不適切で不快な表現;性的に挑発するような物や写真をスタジオ内での展示;講師、生徒、顧客、取引先、その他スタジオへの訪問者による迷惑な性的要求などが挙げられます。非身体的ジェスチャー、行動、不必要な身体的接触、言語暗示やほのめかしもセクシュアルハラスメントに相当することもあります。
[性的不適切行為の禁止]
当スタジオにおいて性的不適切行為は禁止されています。性的不適切行為とは、性的意図を含んだ要求、性的接触、また、ヨーガのクラスやスタジオにおいて性的に不快な環境を生むような発言、視覚的、身体的行為を含む求められていない迷惑な性的強要のことを指します。
また、ヨーガの学びや教えにおいて利益や特権を得られるとして、講師が生徒に不適切な行為に従わせることを求める目的を持って、あるいは不適切な行為に従わせることを求める影響を持つ行為に及ぶ際にも性的不適切行為は起こり得ます。
性的不適切行為の性質をもつすべての状況を挙げるのは不可能ですが、以下に性的不適切行為の例を挙げます。
・身体接触を伴う、または伴わない性的強要
・性的な罵り、冗談、性的行為を言及する文書や発言、性生活に関するゴシップ、個人の身体、性活動、性的欠陥や性的能力の高さなどについてのコメント
・性的に挑発するような物、写真、風刺画を展示する
・迷惑ないやらしい目つき、口笛、身体に軽くかすめる、性的なジェスチャー、挑発的なまたは侮辱的なコメント
・個人のSOGI(性的指向や性自認)についてのコメントや憶測
・性活動について尋ねる
・性的な傾向をもつアーサナのアジャストメントや接触
・性活動についての会話
 [講師と生徒間の恋愛関係]
講師は、プロフェッショナルとしての判断に弊害をもたらす結果になるような、または、講師の指導の信頼性を損なうような生徒との個人的または性的関係を持つことを避けましょう。関係が発展した場合、スクール事務局に報告しましょう。
ヨーガ講師は、プロフェッショナルとしての信頼性において非の打ち所がない水準を維持し、また、生徒の身体的、感情的、精神的健全性の向上のために最大限の努力を投じましょう。講師は、師弟関係に内在する力関係の不均衡を自覚し、生徒との恋愛関係は生徒からの信頼を利用することになったり、従属的な関係性を構築したり、あるいは教師としての信頼性を損なう可能性があることを認識しましょう。
講師は、生徒側から関係性をもたらされたとしても、生徒との性的接触や恋愛的好意を寄せるなどを行動に移す、応答する、あるいは容認することを避けるべきです。講師は、生徒と関わるとき常にプロフェッショナルとして行動することを確実にするべきであり、誤解や、誤った解釈の余地のないようにしましょう。
しかしながら、生徒とのお互いの恋愛的好意が進展し始めた場合は、実際にその行為を関係に進展させる行動に移る前に、講師は、スクール事務局に助言を求めましょう。スクール事務局は、その関係をどのように取り扱うかを判断します。例えば、その関係性を祝福するとともに、利害の対立やその他の問題に関して境界線を引くこともできます。また、講師の離職あるいは生徒の退学を決定することもあります。
講師が師弟関係からではなく生徒と既存の関係性を持つ場合、スクール事務局に報告することで、スクール事務局が高い倫理基準を維持するように両者を指導することもできるでしょう。

④苦情対応ポリシー
[規定違反の報告]
性的不適切行為やその他当スクールの規定や行動規範の違反の対象となってしまった方は、倫理委員会、人事課、またスクールの事務局(以下、調査対策機関)に事故内容を報告してください。
報告内容には、以下の情報を含めてください
・氏名
・メールアドレスと電話番号
・苦情の相手の名前
・規定違反に該当するかもしれない疑わしい行為についての記述
・規定違反の日付と場所
・状況に関する直接情報を持つ目撃者、証言者の氏名と連絡先
・苦情報告の裏付けをする信憑性のある証拠
公平性とプライバシー保護のため、すべての報告は違反行為を個人的に経験した人物によって報告されなければなりません。第三者からの違反報告についての調査は行いません。
すべての報告において、事故を報告する人物は誠実さに基づいて合理的かつ正確であるとの信頼に足る情報を報告しなければいけません。
報告に基づいて調査する際に、報告者に追加情報の提供を依頼する場合があります。
私たちは当スクールのポリシーに遵守して適切に対応します。調査対策機関はいかなる場合も、公平、公正、合理的な措置を取ること約束します。
誠実さを持って報告した人物に対する、また違反と疑われる行為の調査に関連して情報を提供する人物に対しての報復は許されません。
苦情報告の調査期間中に提供されるどのような報告も機密情報として扱われます。同様に報告を受けて行われる活動も機密に行われます。


⑤受講料および返金ポリシー
受講の申し込みが受理された際、申込者は受講枠を確保するために、スクールにより指定される方法にて7日以内に¥ 380,000の受講料を納めなければなりません。
申込者がプログラム開始の45日以上前にキャンセルを申し出た場合は、申込者に対してキャンセル料¥ 38,000を除く残額が返金されます。申込者がプログラム開始の7〜44日前にキャンセルを申し出た場合、申込者に対してキャンセル料¥ 190,000を除く残額が返金されます。それ以降のキャンセルの場合は返金致しません。
受講者が特別な理由でプログラムから退学を申し出た場合、当スクールはその裁量によって受講生に部分的な払い戻しをする場合があります。
トレーニング開始後、当スクールは返金を行いません。当スクールは、トレーニングを開始する前にキャンセルする権利を有します。その場合、申込者からの支払いは全額が返金されます。

⑥修了要件
当プログラムの始業、休憩時間後、昼食休憩後の時間を厳守してください。遅れる場合は講師陣に知らせてください。
受講生は100%の出席が求められています。しかしながら、当スクールでは受講生に講義外での重要な約束、責任等がある事は理解しています。欠席についてやむを得ない理由がある場合は、プログラムディレクターと欠席分の補習の約束したうえで、欠席が認められています。受講生には欠席した授業内容の補習を受けるためのスケジュールを調整する責任があります。
ある授業で離席の必要性が生じた場合、受講生は授業が始まる前にプログラムディレクターにその旨を伝える必要があります。講師、インストラクターがスタジオの営業時間内に対応可能であれば、1時間2000円または1日5000円で欠席の埋め合わせが可能です。欠席時間があり、補習を受けないままではプログラムから卒業できないことを受講生は理解していなければなりません。

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